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[MOM4000]尚志MF吉満迅(3年)_苦手なシュート練習に取り組み、2ゴールの大活躍

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尚志高MF吉満迅(3年)は2ゴールを挙げ勝利を大きく引き寄せた

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.17 高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ東北第15節 仙台ユース 0-5 尚志 マイナビ泉PT]

 後半、チームの勝利を決定づける2ゴールを挙げた尚志高MF吉満迅(3年)。「こぼれ球やセカンドボールへの反応が速いと(仲村浩二)監督からも言われています」という、こぼれ球への反応力の高さを生かした1点目。そして「チームのためにというのが尚志は一番大事なので、右サイドはサイドバックの(鈴木)大翔とコンビで崩そうと考えていました」という鈴木とのコンビネーションを生かした2点目。いずれも見事なゴールで勝利に大きく貢献した。

 縦へのドリブル突破や、鈴木とのコンビネーションプレーだけでなく、この試合ではゴールをしっかりと決めきったが、シュートは苦手だったという。「3年生からシュートをちゃんとやらないといけないと思って練習をしていたので、それがうまく出て良かったです」。練習の成果が実って、この日の1点目のような美しい弧を描いたコントロールショットなど、技術的にも高いシュートを正確に打てるようになった。

 個人としてもチームとしても「決定力を上げたい」という吉満。「今日みたいにしっかり決めていけるチームにしていって、相手がやっていて嫌だなというチームにしていきたい」と語る通り、自らもしっかりゴールを決め続け、プレミアリーグプレーオフや選手権へとチームを導きたい。

(取材・文 小林健志)

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