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[鹿児島ユース(U-17)フェスティバル]鹿児島城西の強力CB福岡想太朗「結果だけを求めて行きたい」

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鹿児島城西高DF福岡想太朗(2年=鹿児島育英館中出身)は抜群の強さと跳躍力の持ち主

「第1回鹿児島ユース(U-17)サッカーフェスティバル」が、24日に鹿児島県内で開幕した。23年、プリンスリーグ九州1部へ昇格する鹿児島城西高(鹿児島)は玉野光南高(岡山)との初戦が雪の影響で順延に。切り替えて25日から大会に臨む。

 鹿児島城西はプリンスリーグ九州1部参入戦の飯塚高(福岡)戦でハットトリックを達成したFW前田隼希(3年)ら3年生が引退するが、下級生も力のある陣容だ。パワフルなCF岡留零樹(2年)、快足FW矢吹凪流(2年)とFW山下慶人(2年)の2シャドーは強力。他にも経験者が残り、中でもCB福岡想太朗(2年)は注目株だ。

 フィジカル能力が非常に高く、球際の強度と跳躍力は抜群。選手権予選で決勝まで勝ち上がっていれば、宿敵・神村学園高戦用の“秘密兵器”として最注目FW福田師王(3年)にぶつけるプランだったという。今年、チームリーダーの一人として誰よりも結果を求める福岡が「誰にも負けない強み」や「23年シーズンの目標」、「第1回鹿児島ユース(U-17)サッカーフェスティバル」で得たいことなどについて語った。

●鹿児島城西高DF福岡想太朗(2年=鹿児島育英館中出身)
―「第1回鹿児島ユース(U-17)サッカーフェスティバル」で得たいことは?
「とりあえず新人戦までは負け無しで行きたい。昨日、練習試合があったんですけれどもしっかり勝ったので。今大会は自分自身、怪我していて出ないんですけれども、新人戦まで負けなしでいきたいです」

―22年どのような一年だった?
「個人の課題がたくさん出て、2年生が3年生に迷惑を掛けたりする時期もあったので、3年生のためにというのもありましたし、今年プリンス上げてくれたので自分たちが作ってくれた歴史をまた塗り替えようと思っています」

―昨年は怪我が多かった。
「新人戦出て、4月に靭帯怪我してインターハイ出れなくて、選手権もちょっとですね」

―悔しい1年だった。
「決勝に出る予定だったので。(その前に負けたので)悔しい一年でした。(神村学園からの勝利が)できると思っていたので」

―新チームはどのようなチーム?
「球蹴男児(U-16)で全国に行っているので、身体能力だったり個人の力は去年よりも高いと思っているので、あとはチームワークをもっと深めていけばそんなに簡単に負けるチームではないと思います」

―自分の誰にも負けていない武器、ストロングポイントは?
「身体能力、ヘディングの部分だったり、跳躍力は負けないと思います。小さい頃バレーやっていて、本格的ではないですけれども姉がやっていて、一緒にやっていたのでそれでジャンプ力とかついたと思います。跳躍力とかだったら誰よりもあると思う」

―23年はどのような1年にしたい?
「結果を求めて、結果だけを求めて行きたいですね。内容よりも結果なので。4冠。新人戦、インターハイ、選手権、プレミア昇格の4冠をチームとしての目標にしているので、そのために捧げる一年にしたいです」

―今後どのような選手になりたい?
「もっとプレーの幅を広げて、どのサッカーでも通用する、全部できる選手になりたいです」

―ポジションはCBで勝負する。
「どっちでも良いです。CBでも良いし、FWでも。チームのためだったらどっちでも良いです」

―将来は?
「何も考えていないです」

―城西の歴史を変える自信がある。
「勝負の年だと思うので、行かないと何も変わらないと思うので、城西自体が。本当に結果を求めて、選手権に行くという気持ちはどこよりも強いと思うので、結果を求めていきたいですね」

(取材・文 吉田太郎)

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