2023年日本高校サッカー選抜が選考合宿を行った。第101回全国高校サッカー選手権の大会優秀選手を中心に選出された候補選手たちが、紅白戦や練習試合を実施し、日本高校選抜メンバー入りを争った。日本高校選抜はこの後、「NEXT GENERATION MATCH」(2月11日、国立)、デンソーカップチャレンジ(2月28日開幕、茨城)に出場し、海外遠征を実施する予定。ゲキサカは2023年の日本高校選抜チームと『高校サッカー年鑑』(講談社)の協力で選考合宿参加選手にアンケート取材を実施した。

　FW福田秀人(米子北高3年=鳥取市立南中出身)は中体連出身の実力派アタッカー。豊富な運動量と狭い局面を打開するドリブル、シュートで米子北のインターハイ3位などに貢献した。選考合宿では前線からの守備やチャンスメークでチームに貢献。その福田が、選手権の感想や選考合宿で感じたこと、2023年の目標などについてコメントした。

■着用スパイクとその理由
プーマ ウルトラ(ULTRA) FG/AG

■進路
福岡大学

―第101回高校サッカー選手権の感想を教えて下さい。個人として良かったこと、悪かったことは?
「良かったところは相手と駆け引きして、ボールをキープする事や、積極的にゴールへ向かうプレーが出来た事です。悪かったところは、決定的なところで決めきれない甘さが反省点だと思います」

―日本高校選抜候補に選ばれた感想、合宿の感想を教えて下さい。
「日本の高校サッカー部の代表選手としてピッチに立てる事に感謝したい。今回の合宿を通して、しっかりと成長して、次のステージに行けるように頑張りたいです」

―誰にも負けたくない武器と、2022年に最も成長したところは?
「武器は相手DFとの駆け引きからゴールを決める。ボール落下地点を予測して、マイボールにする。成長したところはボールがこぼれているところを予測してプレーする事です」

―これまで対戦、またはチームメート(選抜・代表含む)で半端ないと思った選手は?
「FW福田師王選手(神村学園高)です。同じポジションだが、ボールの嗅覚があり、自分のプレーに自信を持ってプレーしている。決定力の高さがすごいと感じる」

―自分が影響を受けた選手、影響を受けた指導者は?
「選手は(先輩で)ファジアーノ岡山の佐野航大選手です。視野が広く、ボールキープ力が高い事や、独特なドリブルリズムで相手を抜き去る技術が見ていて面白い。指導者は中村真吾監督(米子北高)です。熱く指導して下さる。自分に足らないものをご指導して下さる」

―2023年と将来の目標をそれぞれ教えて下さい。
「2023年は大学1年生からトップチームでの公式戦に出場し、結果を残す。将来はプロサッカー選手になり、子供たちに夢や希望を与える」

(協力=日本高校選抜、高校サッカー年鑑)

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