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[MOM4256]帝京FW宮本周征(1年)_強みは「点を取ることです」。中高の先輩FW超えへ、関東ルーキー開幕戦でハット!

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帝京高FW宮本周征(バディージュニアユース出身)が開幕戦でハットトリックを達成

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.22 関東ROOKIE LEAGUE Aリーグ第1節 帝京高 4-1 矢板中央高 時之栖うさぎ島G]

「2023関東ROOKIE LEAGUE」Aリーグのハットトリック第1号だ。帝京高(東京)は開幕戦でFW宮本周征(バディージュニアユース出身)が3得点。22年インターハイ得点王に輝いたFW齊藤慈斗(現順天堂大)と同じバディージュニアユース(東京)から加入の1年生ストライカーが、結果を残した。

 前半4分、右SB喜多優斗の縦パスに反応。「ファーストタッチ、ゴールに向けて置けたので、あとはゴールに流し込むだけでした。最初(守りの堅い矢板中央高に)守られるかなと思って最初の5分くらいで点を取れるようにやってきたので、それができて良かったです」とまず1点目のゴールを奪う。

 さらに前半34分には「良い崩しで、ゴール前でもらえたので左足で巻いて決めました」と2点目。そして、後半13分には相手のバックパスを読み切ってインターセプトし、3点目を叩き出した。

 相手のCB間で駆け引き。ポストプレー、守備の役割も果たしながら、相手の背後を狙い続けた。そして、自分のストロングポイントについて「点を取ることです」と言い切るFWは3得点。今後へ弾みをつけた。

 FWにボールを当てることの多い帝京のサッカーに魅力を感じて進学。憧れの選手は先輩FWの齊藤だ。「憧れのFWは齊藤慈斗君で、バディーから帝京なので一番近くで見れて憧れています」。その宮本の高校3年間の目標は「チームでは(10度目の全国制覇を果たし、ユニフォームの胸に)10個目の星をつけることと、個人では得点王とかたくさん取りたいです」。成長を続け、先輩を超えるような3年間を過ごす。

(取材・文 吉田太郎)

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