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乾先発のフランクフルト、敵地で先勝しEL本戦出場へ前進

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[8.22 ELプレーオフ第1戦 カラバフ0-2フランクフルト]

 ヨーロッパリーグ(EL)のプレーオフ第1戦が22日、各地で行われ、MF乾貴士の所属するフランクフルト(ドイツ)は敵地でカラバフ(アゼルバイジャン)と対戦し、2-0で先勝した。乾は左MFで公式戦2試合連続の先発出場。1-0の後半24分に交代した。

 7年ぶりの欧州カップ戦出場を目指すフランクフルトは前半6分、MFシュテファン・アイグナーの右クロスにFWアレクサンダー・マイヤーが合わせ、先制点。幸先よくリードを奪い、試合の主導権を握った。前半22分には乾が鮮やかな個人技でDFを突破し、GKと1対1の絶好機を迎えるが、シュートはポストを直撃。決定機を逃し、前半は1点リードで折り返した。

 後半もフランクフルトが試合を優勢に運ぶが、フィニッシュが枠を捉え切れず、なかなか追加点を奪えない。後半24分には最初の交代カードで乾が交代。すると同30分、アイグナーからパスを受けたマイヤーがドリブルでPA内左に切れ込み、左足でシュート。角度のない位置からゴール右のサイドネットへ流し込み、2-0と突き放した。

 敵地でアウェーゴール2点を奪い、2点差を付けて先勝したフランクフルト。EL本戦出場へ大きく前進した。第2戦は29日にフランクフルトのホームで行われる。


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