[10.6 ブンデスリーガ第8節 ニュルンベルク0-5ハンブルガーSV]

　ブンデスリーガは6日、第8節3日目を行い、MF長谷部誠とMF清武弘嗣の所属するニュルンベルクはホームでハンブルガーSVと対戦し、0-5の大敗を喫した。長谷部はフル出場、清武も後半27分までプレーしたが、チームは今季最多の5失点で4試合ぶりの黒星となり、またしても今季初勝利を逃した。

　長谷部加入後、3試合連続ドロー中のニュルンベルクは今季初勝利を目指し、ベルト・ファン・マルバイク監督就任2戦目のハンブルガーSVを迎え撃ったが、結果はまさかの惨敗となった。

　前半11分、長谷部のサイドチェンジからDFチャンドラーの右クロスにFWトマシュ・ペクハルトが頭で合わせるもゴール右へ。立ち上がりのチャンスを逃すと、同17分に先制を許した。ハンブルガーSVはDFハイコ・ベスターマンの右クロスをMFラファエル・ファン・デル・ファールトが右足のジャンピングボレー。アクロバティックなゴールでリードを奪った。

　ニュルンベルクは前半39分、清武がボール奪取から右サイドのFWヨシップ・ドルミッチにスルーパス。ドルミッチのマイナスの折り返しにペクハルトが右足で合わせたが、DFのブロックに阻まれた。前半は0-1。1点ビハインドで折り返した後半は立て続けに失点した。

　ハンブルガーSVは後半14分、ファン・デル・ファールトのスルーパスに抜け出したFWラソッガが右足で流し込み、追加点。3分後の17分にもファン・デル・ファールトの右CKからラソッガが右足で押し込み、3-0と突き放した。

　ハンブルガーSVの勢いは止まらない。後半22分、ニュルンベルクDFペル・ニルソンの不用意な横パスを奪ったラソッガがエリア外から右足を振り抜くと、弾丸シュートは右ポストを弾いてゴールネットに吸い込まれた。ラソッガはハットトリック達成。清武が後半27分に交代すると、同29分にもニュルンベルクGKラファエル・シェーファーの中途半端なクリアボールをMFアルスランが右足ダイレクトで無人のゴールへ蹴り返し、5-0のゴールラッシュでファン・マルバイク体制初勝利を挙げた。

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