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酒井高先発復帰も6失点…ドルトムントがホーム6連勝で暫定首位に

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[11.1 ブンデスリーガ第11節 ドルトムント6-1シュツットガルト]

 ブンデスリーガは1日、第11節1日目を行い、DF酒井高徳の所属するシュツットガルトは敵地でドルトムントと対戦し、1-6で大敗した。前節・ニュルンベルク戦(1-1)を負傷欠場した酒井も2試合ぶりに先発復帰したが、今季最多の6失点で8試合ぶりの黒星を喫した。

 先制したのはシュツットガルトだった。前半13分、右CKにDFカリム・ハギが体を投げ出し、ダイビングヘッド。敵地で先制に成功したが、リードは長くは続かなかった。前半19分、ドルトムントはお返しとばかりにMFヌリ・サヒンの左CKにDFソクラティス・パパスタソプーロスが頭で合わせ、同点ゴール。マークに付いていた酒井を振り切り、試合を振り出しに戻した。

 さらに3分後の前半22分、中央でパスを受けたMFマルコ・ロイスが強引なドリブル突破からフィニッシュに持ち込み、左足で勝ち越しゴール。ドルトムントが2-1と逆転すると、後半は一方的な試合展開となった。

 まずは後半9分、右クロスのセカンドボールをつないでロイスのヒールパスに抜け出したFWロベルト・レバンドフスキが右足で追加点。2分後の11分にもMFヘンリク・ムヒタリアンが自陣から長いスルーパスを狙うと、背後を取られた酒井は懸命に足を伸ばしたが、わずかに届かず、レワンドフスキに通る。エースの連続ゴールで4-1と突き放した。

 後半27分にはシュツットガルトのビルドアップでのパスミスをカットし、MFヤクブ・ブラスチコフスキのシュートがクロスバーに当たった跳ね返りをレワンドフスキが押し込む。レワンドフスキは今季初のハットトリックを達成。同36分にも途中出場のFWピエール・エメリク・オーバメヤンがダメ押しの6点目を奪い、6-1と大勝した。

 今季最多タイの6ゴールで圧勝したドルトムントは3連勝で暫定首位に浮上。ホームでは開幕から6連勝となり、クラブタイ記録に並んでいる。


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