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「アウェーを痛感した」2得点の柏FW田中は敵地での勝ち点3に手応え

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[4.3 ACL第3節 水原三星2-6柏 水原]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第3節2日目が3日、各地で行われた。柏レイソルはアウェーで水原三星(韓国)と対戦し、大量6ゴールを奪って6-2で大勝した。

 ゴールラッシュの口火を切ったのはFW田中順也だった。前半15分、MFレアンドロ・ドミンゲスの浮き球のパスに反応したFW工藤壮人がGKの頭上を狙ってシュート。こぼれ球を田中がダイレクトで押し込んだ。「いい時間に取れてよかった」。30日のJ1大分戦(3-1)に続く田中の公式戦2試合連続ゴールが、大荒れな展開となった試合の幕を開けた。

 後半に5得点を奪った柏だが、アウェーの独特な雰囲気の中、PKを4本も与えてしまった。しかし、GK菅野孝憲が1本をセーブ。2本はFW鄭大世が失敗した。「アウェーの試合だなと痛感するような厳しい戦いだった。その中でもチームが相手を上回れたのはすごく大きい」。苦しい展開ながらアウェーの雰囲気にのまれることなく勝ち点3を奪ったことは、チームの自信にもなるはずだ。

 次節は9日に今度はホームに水原を迎える。田中は「ホームだからと油断しないで、しっかりと準備して、また大量得点で勝ちたい」と、大量得点での勝利にも笑顔を見せず、早くも次の試合に気持ちを切り替えていた。


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