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仙台は最終節に望みつなぐ、奇跡の同点弾の中原「ここにこぼれてきてくれと…」

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[4.24 ACL第5節 ブリーラム・U1-1仙台 ブリーラム]

 起死回生の同点ゴールだった。1点のビハインドを背負ったまま後半アディショナルタイムに突入。しかしFW中原貴之がジャンピングボレーシュートを蹴り込み、ベガルタ仙台は土壇場でドローに持ち込んだ。

「広大が競ってくれたので、ここにこぼれてきてくれという感じで待っていた」。中原はゴールの場面を冷静に振り返った。

 気温30度超の敵地での大一番。他会場の結果次第ではあるが、勝てば予選突破、負ければ予選敗退という、天国と地獄行きをかけた戦いだった。しかも1点ビハインドという難しい状況での途中出場。「敗けていたので、とにかくまずは1点という気持ちで入りました」。後半35分から途中出場した男が大仕事をやってのけた。

 引き分けたことにより、最終節の江蘇舜天(中国)戦まで予選突破の行方は持ち越された。だが同組のFCソウルが江蘇舜天を2-0で下したことにより、いち早く決勝トーナメント進出を決めた。残りは1枠。「とにかく決勝トーナメントに上がれるように、結果を残していきたいです」。チームを救ったラッキーボーイが、仙台を決勝トーナメントに導いてみせる。

※5節終了時(☆は決勝T進出決定)
1.☆FCソウル(韓国)(10)6
2.仙台(日本)(6)0
2.ブリーラム・U(タイ)(6)0
4.江蘇舜天(中国)(4)-6


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