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J2最下位の町田、広島撃破のFC今治に5発勝利

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[10.10 天皇杯3回戦 FC今治2-5町田 広島第一]

 J2で最下位に沈むFC町田ゼルビアは地域リーグ所属のFC今治(旧:愛媛FCしまなみ)に5-2で勝利し、天皇杯4回戦に駒を進めた。2回戦では広島に2-1で競り勝っていたFC今治だったが、ジャイアントキリングは続かなかった。

 試合は前半36分に町田が先制に成功。FW北井佑季がドリブル突破からクロスを入れると、MF太田康介がヘディングシュートを決めた。しかし前半終了間際の44分にFC今治が同点弾。MF松平京のFKからDF北林孝規が左足ダイレクトで押し込んだ。1-1と試合は振り出しに戻り、前半を折り返した。

 それでも後半には町田がゴールラッシュ。後半3分、後半から投入されたFW平本一樹がドリブルで持ち込むと最後は北井が左足ワンタッチでシュートを決めた。同20分には獲得したPKを北井が冷静に決め、3-1に突き放した。その後も町田の勢いは止まらない。同25分には北井の左CKから相手のこぼれを展開、最後は太田が右足で流し込んだ。太田のこの日2点目で3点差に突き放す。

 直後の後半26分にはFKからMF岡本剛史にヘディングシュートを許し、再び2点差に詰め寄られるも、終了間際には町田がダメ押しの5点目。北井のパスを受けたMFドラガン・ディミッチがドリブルで持ち込むと、右足でシュートを決めた。そのまま5-2で試合は終了。J2では最下位に低迷する町田だが、4回戦進出を決めた。

 町田は直近のリーグ戦では2戦勝ちなし(1分1敗)だったため、9月23日の富山戦(3-2)以来、公式戦3戦ぶりの白星獲得。この勝利をリーグ戦につなげたい。


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