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[Y☆voice200]静岡学園FW木部未嵐「5試合通してインパクトを残したかった」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第200回目は静岡学園高(静岡)のFW木部未嵐選手(3年)です。
 
 全国高校総体では3試合で7得点を挙げて最多得点を記録。ドリブル、パス、シュート全てで別格の個性を発揮していたストライカーの総体で感じた反省点、そして選手権への目標とは?(取材日:8月2日)

―インターハイは準々決勝での敗退に
「自分が決めなきゃ、決めなきゃと追い込んで負けてしまった。悔しさというよりも静岡を代表して17人で来て、その中の11人で戦っている。不甲斐ない試合をしてしまって申し訳ない」

―チーム全体の動きがどこかおかしいように映ったが
「自分もチームも万全のコンディションで臨もうとしてきた。きょうの試合に関しては気持ちの問題。相手よりも劣っていた。サッカーの技術うんぬん以外のところで負けていたと思います」

―インターハイの3試合で7得点。十分にインパクトも残すことができたと思うが
「3試合通してではなくて、本当は(決勝までの)5試合通してインパクトを残したかった。優勝することでインパクトはついて来ると思っていた。きょう足元をすくわれて、今大会自分は持っているものよりも持っていないものが多いと気付かされました。無力さを感じました」

―選手権へ向けて
「(2、3回戦ではなく、大会終盤の大事な試合)ハイレベルになってから決められる選手にならないと『怖い』と思われない。もう一回り大きくなって選手権で帰ってきたい」

(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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