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広島を追う仙台は中2日も鳥栖相手に勝ち点1獲得

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[7.28 J1第19節 仙台 1-1 鳥栖 ユアスタ]

 前節首位を広島に明け渡したベガルタ仙台はホームでサガン鳥栖と対戦した。水曜日にナビスコ杯があったため仙台は中2日でこの試合に臨んだが、全体的に体が重く、前半14分に先制点を許す。しかし同29分にワンチャンスをものにしてFW赤嶺真吾が頭で決めて同点に追いついた。後半はお互いゴール前での決定機を迎えるが決めきれず、1-1のドローに終わった。

 先制はアウェーの鳥栖だった。前半14分、中盤でボールを持ったMF水沼宏太が早めにクロスを上げる。するとファーサイドでフリーとなっていたFW豊田陽平が得意の頭で押し込み、幸先よく先制に成功した。

 だが前半のうちに仙台も追いつく。左サイドでMF太田吉彰が粘ると、切り替えしでDFをかわしてクロスを上げる。すると走りこんだ赤嶺が打点の高いヘッドでねじ込み同点。なかなか攻撃の形を作ることが出来なかった仙台だが、ワンチャンスをものにして同点に追いついた。

 後半はお互い決めきれない展開が続いた。鳥栖は後半28分、右サイドからのCKをDFキム・クナンが頭で合わせるがGKの正面。逆に仙台も同29分、カウンターからMF関口訓充が豪快にシュートを放つがGK赤星拓が好セーブに阻まれた。終了間際の45分にも仙台はFW武藤雄樹がDFの股を抜くシュートを放ったがポストを叩き、外れていった。

 試合後、手倉森誠監督は「1点を取られたあと、すぐに持ち直した。攻撃の形は出来ている」と中2日での勝ち点1に及第点を与えていた。

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