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F東京がクラブタイ記録の5得点で札幌を一蹴

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[10.27 J1第30節 F東京5-0札幌 味スタ]

 FC東京はホームでコンサドーレ札幌に5-0で快勝し、3試合ぶりの勝ち点3を手にした。今季最多となる5得点は、J1でのクラブタイ記録。守備陣も8月25日の広島戦(1-0)以来、7試合ぶりの無失点に抑え、完封勝利を飾った。札幌はJ2降格決定後1勝1分だったが、3試合ぶりの黒星を喫した。

 立ち上がりから攻め立てた。F東京は前半2分、MF梶山陽平のスルーパスに抜け出したFWルーカスが右足でシュート。これは惜しくも右ポストを叩いたが、同17分に先制点を奪った。MF石川直宏の右CKは一度は弾かれたが、セカンドボールを再び石川が右クロス。DFチャン・ヒョンスがドンピシャリのタイミングで合わせ、ヘディングシュートをゴールネットに突き刺した。

 チャン・ヒョンスの来日初ゴールで幸先よくリードを奪ったF東京はその後も試合の主導権を握る。前半のうちに追加点を決めることはできなかったが、後半立ち上がりの2分、PA内の混戦からボールを拾ったMF田邉草民が左足でゴール右隅に流し込み、2-0と突き放した。

 F東京は攻撃の手を緩めない。後半14分、中央から石川が縦パスを入れると、DF宮澤裕樹がクリアミス。ボールを奪った石川がそのままPA内に切れ込み、右足で3点目のゴールを奪った。同19分にもDF森重真人のロングフィードに抜け出した石川が自身2点目となるダメ押しゴール。4-0とリードを広げ、勝利を決定づけた。

 後半36分には途中出場のMFネマニャ・ヴチチェヴィッチのゴールで5-0。J1でのクラブ最多タイ記録となる1試合5得点での圧勝となった。J1通算250試合出場の節目のゲームで2得点1アシストの大活躍だった石川は「まだまだ通過点。まだまだ積み重ねていきたいし、F東京とともに成長していきたい」と笑顔で誓っていた。

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