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鹿島、退任発表の指揮官に白星プレゼント

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[12.1 J1第34節 鹿島2-0柏 カシマ]

 鹿島アントラーズはFW大迫勇也の2ゴールによって柏レイソルに2-0で勝利。11月29日に今季限りでの退任が発表されたジョルジーニョ監督に白星をプレゼントした。

 立ち上がりからMF小笠原満男の右足ミドルなどで攻める鹿島は前半41分、敵陣左中間でボールを拾った大迫が正確な左足シュートをゴール右隅へ流し込んで先制。後半23分にもFWジュニーニョの左クロスを大迫が技ありヘッドでゴール右隅へ流し込んだ。

 柏を完封した鹿島は12勝10分12敗の11位で今シーズンを終了。試合後の最終戦セレモニーではクラブにナビスコ杯のタイトルをもたらした指揮官へ向けて「ありがとう ジョルジ また会おう」という横断幕が掲げられる中、ジョルジーニョ監督が「カシマスタジアムの素晴らしい雰囲気を味あわせてくれて感謝している。アントラーズサポーターの皆さん、ありがとうございました」と挨拶した。

 12月15日には磐田との天皇杯4回戦が行われる。大迫は「ジョルジーニョ監督のためにも優勝してブラジルへ送りたい。みんなで力を合わせて優勝できるように頑張ります」と宣言。「苦しい決断」(ジョルジーニョ監督)の末にクラブを去る指揮官とともに、天皇杯を掴む。

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