beacon

熊本は黒木のJ初ゴールで追いつき3戦連続ドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加
[3.31 J2第6節 熊本1-1富山 うまスタ]

 ロアッソ熊本はホームでカターレ富山と対戦し、1-1で引き分けた。前節、J1昇格候補の京都を倒して勢いづく富山が前半7分に先制したが、熊本も後半32分にMF黒木晃平のJ初ゴールで追いついた。熊本は3試合連続のドロー。いずれも先制を許しながらの引き分けで、4戦負けなし(1勝3分)となった。

 試合開始から攻勢に出たのは富山。前半1分、カウンターからMFソ・ヨンドクのパスに抜け出したFW西川優大がシュート。これはGKの正面だったが、同7分に自陣からMF大西容平がロングボールを前線に放り込むと、DFラインの背後を取った西川がGKとの1対1から右足で先制ゴールを奪った。

 ところが前半24分、富山にアクシデントが襲う。DF御厨貴文が負傷交代となり、DF吉井直人を急きょ投入した。富山の混乱に熊本が付け込む。前半26分、黒木が高い位置でボールをカット。そのままゴール前までドリブルで持ち込み、シュートを放つが、惜しくもポストを直撃した。こぼれ球をFW齊藤和樹が中央に折り返し、MF仲間隼斗が詰めるが、富山守備陣が体を張ってクリアした。

 決定機を逃した熊本は、後半開始からFW北嶋秀朗を投入し、攻勢を強める。後半17分、MF藤本主税のクロスを北嶋がワントラップからシュート。しかし、これはDFのブロックに阻まれた。その1分後にはMFファビオを投入。すると同32分、ファビオとのワンツーから抜け出した黒木が強烈なシュートを叩き込み、ついに同点に追いついた。その後も攻め込んだ熊本だが、決勝点を奪うことはできず。3試合ぶりの白星獲得とはならなかった。

TOP