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水戸はFW山村の後半ロスタイム弾で福岡とドロー

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[3.31 J2第6節 福岡1-1水戸 レベスタ]

 互いに4試合ぶりの勝利を目指すアビスパ福岡水戸ホーリーホックの対戦は、福岡が先制するも、水戸が後半ロスタイムに追いつき、1-1で勝ち点1を分け合った。福岡は連敗を3で止めたが、4戦未勝利(1分3敗)。一方の水戸も4試合白星なし(2分2敗)となった。

 試合は福岡が優位に進めた。前半18分、MF金久保順のヒールパスからFW坂田大輔がゴールを狙うが決め切れず。同41分にはゴール前のこぼれ球をDF堤俊輔が狙ったが、強烈なシュートはGK笠原昂史の好セーブに遭い、スコアレスで前半を折り返した。

 後半も福岡ペースで進む。後半27分にはDF宮本卓也のクロスからゴール前が混戦になり、こぼれ球をMF城後寿が立て続けにシュート。ここはDFのブロックに阻まれたが、2分後の後半29分、FW西田剛のパスに抜け出したMF船山祐二のクロスを城後がダイレクトで押し込み、待望の先制点を奪った。

 前半のシュート数をわずか1本に抑え込まれていた水戸は1点ビハインドとなった後半37分、DF近藤岳登に代えてFW山村佑樹を投入し、反撃に出る。そして迎えた後半ロスタイム、MF橋本晃司の右クロスに飛び込んだ山村が劇的な同点ヘッドを叩き込んだ。

 耐えて耐えて最後のチャンスをものにした水戸と、再三攻め込みながら1点しか奪えなかった福岡。試合内容は対照的だったが、結果は1-1の痛み分けとなった。

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