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直接FKで今季初ゴールの栃木MF菊岡「打った瞬間に入ったと思った」

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[4.21 J2第10節 栃木2-0岐阜 栃木グ]

 栃木SCはホームでFC岐阜に2-0で勝利し、今季2度目の2連勝を飾った。一方の岐阜は3試合ぶりの無得点に終わり、2連敗となった。

 今季ホームでわずか1勝の栃木が立ち上がりから主導権を握る。前半7分、MFクリスティアーノの横パスを受けたFW菊岡拓朗がシュート。同38分にもMFパウリーニョがミドルシュートを放つなど果敢に岐阜ゴールに迫ったが、なかなか枠を捉え切れなかった。

 だが、前半ロスタイムにゴール正面でMF高木和正が倒され、FKを獲得すると、菊岡の右足から放たれたキックはゴール右隅をとらえ、GK時久省吾の手をかすめてゴールに吸い込まれた。いい時間帯に先制点を挙げた栃木は後半立ち上がりの4分、FW廣瀬浩二が右サイドからドリブルでPA内に進入。DFを一人かわして中央に折り返すと、クリスティアーノがダイレクトで左足を振り抜き、2-0と突き放した。

 その後も攻撃の手を緩めない栃木は後半9分、グラウンダーのクロスを受けた菊岡がワントラップからシュートを放つが、惜しくもゴール右へ。さらに左CKからDF當間建文がヘディングシュート。GKに弾かれたこぼれ球を再び當間がシュートしたが、枠を外れた。

 3点目は奪えなかったが、岐阜の反撃にもGK榎本達也を中心に守備陣がしのいだ栃木が2-0で完封勝利。今季初ゴールが先制点となった菊岡は「FKは自分の持ち味。いい距離、いい感触で打てたので、打った瞬間に入ったと思った」と自画自賛し、「毎年、初ゴールは遅いので、今日くらいに来るのかなと自分で思っていた。これから得点を重ねていけたらと思う」と、さらなるゴール量産を誓っていた。

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