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岡山がJ2通算50勝で開幕10戦無敗、次節は首位・神戸と上位決戦

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[4.21 J2第10節 岡山2-0群馬 カンスタ]

 ファジアーノ岡山はホームでザスパクサツ群馬に2-0で勝利し、3試合ぶりの勝ち点3を挙げるとともに開幕から10戦負けなし(4勝6分)となった。次節は首位を走る神戸との上位決戦。2戦連発のFW荒田智之は「個人的にもチームとしても楽しみな試合。(神戸は)今、首位なので、そこに勝てるように、また1週間がんばりたい」と意気込んでいた。

 前半は5連敗中の群馬が主導権を握っていた。前半18分にはMF夛田凌輔がFW平繁龍一とのワンツーから決定機を迎えるが、右足のシュートは枠を捉え切れない。同29分にもCKのセカンドボールから波状攻撃を仕掛けたが、最後はMF横山翔平のシュートが大きくゴール上に外れた。

 0-0で後半に折り返すと、徐々に岡山が流れを引き寄せる。そして後半9分、MF田所諒の右CKにDF植田龍仁朗が打点の高いヘディングで合わせ、先制点。同28分には高い位置でボールを奪ったMF仙石廉からのスルーパスに荒田が抜け出し、左足で追加点を奪った。

「(仙石)廉のボールがすべてだった」とアシストに感謝した荒田は2戦連発の今季6得点目。2-0の完封勝利でJ2通算50勝目を飾り、今季無敗を守っているチームについては「みんなが練習からハードワークを意識しているから、こういう結果が出ていると思う」と手応えを深めている。

 一方、最後まで1点が遠かった群馬はこれで5試合連続の零封負け。泥沼の6連敗となった。

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