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浦和OBポンテと鹿島OBアルシンドも来場「日本のサッカーファンに心から感謝します」

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 1031万2164人という最多入場者数を誇る浦和レッズと過去最多7度のリーグ優勝を遂げている鹿島アントラーズ。ビッグクラブ同士の一戦を前に、両チームのOBも来場した。浦和で活躍し2007年にはリーグMVPにも輝いたMFポンテと、鹿島、V川崎、札幌で活躍したFWアルシンドである。

 アルシンドは、日本語で「レッズのみなさん、おめでとう。Jリーグ20周年おめでとう。アントラーズ、どうもありがとう!! 日本、愛しています」と日本語で挨拶。そして「友達なら」と2度、スタンドに呼びかけ、サポーターから「当たり前!!」という大声援を受けて満足気な表情を見せた。

 続いてポンテは「ただいま!」と浦和サポーターに挨拶。そして「みなさんに会うために戻ってきました。Jリーグ、20周年おめでとう。私の家族は、浦和レッズサポーターです! 最高!!」と日本語でスピーチした。

 さらにポンテはポルトガル語で「今日は雨の中、本当に多くのレッズサポーター、アントラーズサポーターにおいでくださって、ありがとうございます。今や日本を代表する2つのクラブによる今日の試合が素晴らしくスペクタクルなものになることを期待しています」と語ってから、「今日は選手としてではなく、みなさまと同じ立場、一人の熱狂的なサポーターとして、浦和レッズを応援しようと思います」と、宣言した。

 また、アルシンドも「この場を借りまして、20年前から自分たちを応援してくださいました、日本のサッカーファンに心から感謝します。アントラーズを代表してアルシンド、レッズを代表してポンテが来ました。みなさまの熱い気持ちがなければ、20周年は迎えられなかったと思います。本当にありがとうございます」と、ポルトガル語で感謝の言葉を述べている。

 両OBも見守る一戦は、間もなく19時にキックオフを迎える。
(取材・文 河合拓)

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