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神戸と千葉の上位対決は痛み分け

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[6.8 J2第18節 神戸2-2千葉 ノエスタ]

 ともにJ1昇格を目指す2位ヴィッセル神戸対6位ジェフユナイテッド千葉の一戦は、神戸が常に先行する形で試合を進めたが、千葉がFWケンペスの2ゴールで追いつき、ドローに持ち込んだ。この後試合を残す首位G大阪と勝ち点で並んでいた神戸だが、勝ち点1を積み上げるにとどまった。対する千葉も連敗は2でストップしたが、足踏みが続いている。

 常に先手を奪ったのは神戸だった。先制シーンは前半20分、左サイドからのMFマジーニョのCKを1、93cmのDFイ・グァンソンがジャンプしたDF山口智のさらに上を行く打点の高いヘッドで合わせて試合を動かした。

 だが千葉も後半に入ると反撃。4分、右サイドの高い位置でボールを奪ったDF米倉恒貴のクロスをケンペスがダイビングヘッドで合わせて同点に追いついた。

 しかしすぐさま11分、FWポポの右クロスをFW田代有三がヘディングで合わせる。このシュートはクロスバーを叩いたが、跳ね返りをMF小川慶治朗が落ち着いて押し込み、再び神戸が勝ち越しに成功する。

 だが上位対決に負けるわけにいかない千葉。後半19分、米倉のスルーパスに反応したケンペスが、GK山本海人の股を抜くシュートでネットを揺らす。米倉-ケンペスのホットラインがまたも機能し、試合が振り出しに戻った。

 一進一退の攻防を見せた両チームだが、試合はこのまま2-2で終了。勝ち点1ずつを分け合った。

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