beacon

梶山デビューの大分が連敗ストップ

このエントリーをはてなブックマークに追加
[8.10 J1第20節 大分0-0柏 大銀ド]

 5連敗中の大分トリニータはホームで柏レイソルと0-0で引き分け、6試合ぶりの勝ち点を手にした。8戦勝ちなし(3分5敗)となったが、12試合ぶりの無失点に抑え、連敗を5でストップ。6日にF東京からの期限付き移籍が発表されたばかりのMF梶山陽平もフル出場し、勝ち点1獲得に貢献した。

 柏は前半39分、MFレアンドロ・ドミンゲスから浮き球のパスを受けた日本代表FW工藤壮人がPA内で縦に仕掛け、右足でシュート。果敢に2戦連発となるゴールを狙ったが、ゴール左に外れた。後半10分には工藤が左サイドに展開し、MFジョルジ・ワグネルの折り返しにFWクレオが左足ボレーで合わせたが、ゴール上へ。チャンスをつくりながら最後の決定力を欠いた。

 大分はボランチに入った梶山が両サイドを使いながら鋭い縦パスも入れるなど攻撃を組み立てる。後半15分にはMFロドリゴ・マンシャの右クロスからFW高松大樹が頭で狙ったが、ヘディングシュートは枠外。後半ロスタイム、相手のクリアミスを奪ったFW森島康仁のシュートもGKの好セーブに阻まれた。

 シュート数は柏の8本に対し、大分が10本。2試合連続の無得点でスコアレスドローに終わったが、田坂和昭監督は「勝ち点1を取れたことを前向きに捉えたい。内容が伴っていたという部分では今季一番よかった」と手応えを口にする。梶山も「厳しい試合だったけど、しっかり守れて、チャンスもあった」と指摘。「自信を持って、決めるところで決めていけばいいと思うし、個人的にはもっとコンディションを上げて、チームに貢献したい」と、新天地でのJ復帰戦を振り返った。


▼関連リンク
J1第20節LIVE速報

TOP