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井上が芸術ループ2発、長崎は連勝で3位に浮上

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[8.25 J2第31節 鳥取0-3長崎 とりスタ]

 5位V・ファーレン長崎はアウェーでガイナーレ鳥取に3-0で快勝し、2試合連続の完封勝利を飾った。5試合勝ちなし(2分3敗)と苦しんでいたが、前節・横浜FC戦(2-0)に続く連勝で順位も3位に上がった。

 立ち上がりからゲームを支配した長崎は前半34分にFW幸野志有人、同38分にはMF奥埜博亮が果敢にミドルシュートを狙った。しかし、決め切ることができず、前半は0-0で終了。後半5分にはPKの絶好機をつかんだが、MF佐藤洸一のキックはGK小針清允にキャッチされた。

「正直に言うと、(PK失敗で)流れが変わりそうだったので、選手を代えて自分たちのリズムにしようと思った」。そう振り返った高木琢也監督は後半11分、MF前田悠佑に代えてMF岩間雄大を投入。すると直後の後半15分、奥埜から横パスを受けたMF井上裕大がPA手前からのループシュートでゴールネットを揺らし、先制点を奪った。

 後半35分にも井上が長い距離のループシュート。鮮やかなループ2発で突き放すと、同45分には途中出場のFW小松塁がダメを押し、3-0と勝利を決定づけた。今後は首位・G大阪、2位・神戸という上位との対戦が続く長崎。昇格争いの行方を占う連戦に向け高木監督は「結果を恐れず、上位の相手と戦っていきたい」と意気込んでいた。


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