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宮吉が右ひざ手術後初ゴール、熊本完封の京都が6戦ぶり白星

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[9.1 J2第32節 京都2-0熊本 西京極]

 京都サンガF.C.がホームでロアッソ熊本を2-0で下し、6戦ぶりの勝利を飾った。順位は6位のままだが、勝ち点を51とした。対する熊本は3戦連続の零封負けとなった。

 先制点は前半21分、京都は左サイドから斜めに仕掛けたFW山瀬功治がDF数人を引き付け、MF横谷繁に落とす。横谷は豪快に右足ミドルを放つと、右ポストを叩くがそのままゴールネットに収まった。絶好調の横谷は3試合連続ゴールとなった。

 追加点は後半38分に生まれた。右サイドからCKを獲得すると山瀬のキックをファーサイドで1人フリーになっていたFW宮吉拓実が頭で押し込み、試合を決めた。

 宮吉は5月に右ひざ外側円板状半月損傷の手術を行った。7月に1度は復帰したが、再び戦線を離れると、次の復帰戦まで1か月を要してしまった。「怪我でなかなかチームに貢献できなかった」。これまでの悔しさをぶつけたゴール。宮吉にとっては4月17日の岡山戦以来、26戦ぶりの得点となった。

「チームは8月なかなか勝てなかった。これからはチームに貢献したい」(宮吉)。8月は未勝利で終えてしまったが、9月初戦で5戦ぶりの勝利を飾った京都。足踏みしていた京都だが、幸いにも混戦となっているJ2でプレーオフ圏内にとどまっている。J2も残り10試合。勝負はまだまだこれからだ。


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