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豊田のハットトリックで鳥栖が完勝!浦和の息の根止める

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[11.30 J1第33節 鳥栖4-1浦和 ベアスタ]

 サガン鳥栖浦和レッズを4-1で下した。鳥栖はエースFW豊田陽平がハットトリックを達成。優勝の可能性を残していた浦和の息の根を止めた。

 鳥栖に先制点が生まれたのは前半15分、右サイドからのCKを獲得すると、MF藤田直之のキックをFW池田圭がニアで合わせる。クロスバーで跳ね返るが、ゴール前にいたMF早坂良太が頭で押し込んだ。

 追加点も鳥栖。前半37分、MFキム・ミヌのワンタッチパスで抜け出したFW豊田陽平が右足を振り抜く。ジャストミートしなかったが、これが功を奏し、左ポストを叩きながら、ゴールラインを越えていった。目の前で起こった出来事に、浦和サポーターも黙り込むしかなかった。

 優勝を目指すためにも負けるわけにいかない浦和だが、後半に入っても攻撃が空回りする。22分にはMF原口元気のクロスをFW興梠慎三が頭で合わせるが、クロスバーに嫌われた。

 終盤にスコアは激しく動いた。後半45分、鳥栖はPKを獲得。これを豊田が落ち着いて沈め3点目を挙げる。直後のアディショナルタイム2分にDF那須大亮が頭で押し込み1点を返すが、アディショナルタイム4分、鳥栖はMF水沼宏太のクロスからキム・ミヌがシュート。GK山岸範宏が防ぐが、跳ね返りを豊田が押し込みハットトリックを達成。エースのシーズン20得点目で浦和の息の根を止めた。

 1-4で完敗を喫した浦和。ここに来てのまさかの2連敗で優勝争いから脱落。順位もACL出場圏外の4位に後退した。 


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