[10.16 国際親善試合 日本0-4ブラジル ブロツワフ]

　日本代表MF遠藤保仁(G大阪)が歴代最多となる国際Aマッチ123試合出場の大記録を樹立した。02年11月20日のアルゼンチン戦でA代表デビューを果たし、丸10年。12日のフランス戦で井原正巳氏の持つ国際Aマッチ出場122試合の記録に並ぶと、この日のブラジル戦にボランチとして先発フル出場し、金字塔を打ち立てた。

「相手も非常に良い相手なので、うれしい。久しぶりにブラジルとやるし、いいメンバー、トップの選手とやれるのが楽しみ」。試合前はそう話していた遠藤。結果は0-4の完敗だったが、この経験もさらなる糧とし、先につなげていくはず。ザックジャパンでも大黒柱を担う背番号7は、どこまで記録を伸ばしていくのか。　

(取材・文　西山紘平)