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山形-大宮はともに決定力不足。勝ち点1を分け合う

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[11.21 J1第32節 山形0-0大宮 NDスタ]
 J1残留争いの直接対決となったモンテディオ山形-大宮アルディージャの一戦は、スコアレスドローに終わった。勝ち点1を分け合い山形は同38、大宮は同37とした。
 山形は勝てばJ1残留が決まる状況だったが、前節鹿島との試合で史上初めてシュート0に終わった課題の攻撃が改善できず。この日もシュート5本と、効果的な攻撃が仕掛けられなかった。
 対する大宮は敵地ながら山形の2倍のシュート10本を放ったが、決定力不足に泣いた。後半、“温存”していたFWラファエル、MF藤本主税を投入したが、ゴールを割ることはできなかった。
 山形の公式HPによると、小林伸二監督は「守備については動けたと思うんですが、ファーストタッチだったり、くさびのコントロールだったりというところになると前半から収まらなくて、なかなかボールが収まるところがないような状態だったと思います」と攻撃面での技術のなさを嘆いた。
 大宮の公式HPによると、張外龍監督は「 アウェイで厳しい寒さの中、立ち上がりは非常に良かったと思います。選手たちは最後の最後まで頑張ってくれましたが、最後の詰めの部分で改善すべき点が出てきました」とゴール前での崩しの部分で課題を口にした。
 大宮は次節、柏と直接対決を迎える。DF片岡洋介は公式HPの中で「次は今年、NACK5スタジアム大宮での最後の試合なので、最後は良い思いをして終わりたいですね。柏は勢いがあると思うけど、自分たちで直接倒せるチャンス」と意気込みを語っていた。
(文 近藤安弘)

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