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大分は9人で勝ち点1をもぎ取る

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[3.29 ナビスコ杯第2節 大分0-0大宮 九石ド]

 2連覇を狙う大分トリニータは9人での戦いを強いられながら、粘り強く勝ち点1を手にした。前半37分、相手を蹴ったとしてFW森島康仁が一発退場となると、後半22分にもMF藤田義明が2枚目の警告で退場処分を受けた。岡田正義主審は試合終了間際に大宮アルディージャのDF波戸康広にもレッドカートを出し、3人の退場者が出る乱戦となった。

 スポーツニッポンによると、日本代表合宿からチームに戻り、後半13分から途中出場したMF金崎夢生が「勝てる試合。退場者を出したのはもったいない」と悔やんだ一方で、シャムスカ監督は「2人減ってもいい戦いをした。9人での完封は自信になる」と強調した。

 次の公式戦となる4月4日の浦和戦は、負傷離脱中のFW高松大樹、FWウェズレイに加え、森島も出場停止となる。相次ぐ攻撃陣の離脱に、指揮官は「MFの金崎をFWで使うなど、練習の中で選択肢を考えたい」と頭を悩ませていた。

(文 西山紘平)

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