[4.29 J1第8節 大宮 0-3 山形 NACK]

　J1は29日、各地で第8節を行い、NACK5スタジアム大宮では10位・大宮アルディージャと5位のモンテディオ山形が対戦。FW長谷川悠の2得点などにより、山形が3-0で勝った。

以下、試合後の選手コメント

<大宮>
●FWデニス・マルケス
「ラストパスの精度をもっと高めたかった。練習の中で連携を高めていくしかない。切り替えたい。次は勝ち点3得られるように頑張る」

<山形>
●FW古橋達弥
「(PKは)味方が取ってくれたPK。何とか決めたかった。(ハットトリックのかかっていた長谷川に)譲る気は全くなかった(苦笑)。」
―3-0という結果については?
「アウェーで勝った。次はホームだし大きいと思う。自分たちはとにかく1試合1試合戦っていきたい」
―スーパークリアもあったが?
「自分のミスから招いたピンチだったので。今日は立ち上がりからうまく入って点取れた。(先制直後のチャンスなどで)自分が決めていればもう少し楽な展開だったんだけど」
―J1での手ごたえは?
「(みんな)100%出して戦っていけば(J1でも)戦っていけることが分かったと思う。これから厳しい戦いが続くと思うが、頑張る」

●FW長谷川悠
「(先制点は)いいところにボールが来た。GKの位置が見えていたのでコースを狙った。早い時間に取れてよかった。2点目はこぼれ球に上手く反応できました」
―ハットトリックのチャンスだったが?
「なかなか取れるものではないので、意識していた。(後半終了間際のチャンスは)廣瀬にアシストをつけてやりたかったし、決めたかったけど。しょうがない。(宮本が取ったPKに関しては)PKは得意じゃないので。やめておいた」
―今季5得点だが?
「自分の中ではゴールもだけど、チームのためにと思っている。今日の前半は前線でのおさまりが悪かった。ゴールは取れているので(他の部分も)伸ばしていきたい」
―次戦の相手は古巣の柏だが?
「出たら、自分ができるところを見せないといけない。(柏に対しては)思い入れもある。頑張っていきたい」
―好調の要因は?
「チームとしてもやることが明確だし、古橋さんはいろいろなところでボールを受けてくれる。ゴール前でいい準備ができている」
―今季の目標は?
「10点取りたい。自信はないけれど、昨年そういう発言をしたら取れた。今年も続けていきたい」

●GK清水健太
―決定的だったFKの場面は?
「比較的に早くボールが見えた。それで反応ができた」
―好守の要因は?
「調子がいいというかJ1でやっていることでモチベーションが高い。これがいい結果に結びついている」

●DF石川竜也
「(4月を上位で終えたが)まだ課題はたくさんあるし、やっていかないといけないことはたくさんある。これからの連戦で修正していくことは難しいけど、少しずつ直しながらチームとしても、個人としても伸ばしていければいい」

(取材・文　吉田太郎)