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昨年の堅守はどこへ…、大分が大宮に大敗

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[5.5 J1第10節 大宮3-0大分 NACK]

 J1第10節の7試合が5日各地で行われ、NACK5スタジアム大宮では、リーグ15位の大宮アルディージャと最下位の大分トリニータが対戦。大宮が3-0で大勝した。

 大宮は昨季J2得点ランク同率3位コンビのFW藤田祥史、石原直樹が調子の良さを見せ、大暴れ。前半で早くも勝負を決めた。前半21分にFW藤田祥史のヘディングゴールで口火を切ると、26分にはMF藤本主税が、33分にはFW石原直樹がそれぞれ加点。一気に3-0とした。

 一方、大分は前半43分に乱暴な行為を働いたDF上本大海が退場処分。10人と数的不利な立場になり連携もバラバラ、更にチームの首を絞めた。その後、DF小林宏之、MF高橋大輔、鈴木慎吾を投入するも流れは変えられず完封された。大分はこれで7連敗。失点17、得失点差-10でリーグ最低レベルを記録。昨年の堅守が幻だったかのような戦いぶりを露呈している。いまだ勝点4で最下位から脱することは出来ず、第10節を終えた。

(文 山口雄人)

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