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先制FK突き刺した玉田「とりあえず良かった」

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[5.15 ACL第6節 名古屋 3-0 セントラル・コースト 瑞穂陸]

 前半19分、名古屋グランパスはゴール正面絶好の位置でFKを獲得する。キッカーのFW玉田圭司は高いセントラル・コーストの壁を巻くように狙って蹴った。するとボールは一番端の選手がわずかに動いた隙間をぬってゴールに吸い込まれていった。

「壁の横を狙って蹴った。いい時間帯で取れたのでよかった。(その後は)多少余裕を持って試合を進められた」

 今年4月11日に32歳の誕生日を迎えた玉田。2大会連続のW杯に出場し、ベテランの域に差し掛かかるFWだが、昨シーズンはリーグ戦14得点を記録するなどキャリアハイを更新した。ストライカーとして進化を続ける中、今季もすでにリーグ戦3得点、ACL2得点と絶好調だ。

「相手はどこかわからないが、とりあえず良かった」と、まずはこの重要な試合で勝てたことを喜んだ玉田。この日行われた同組の城南一和(韓国)が天津泰達を3-0で下したため、名古屋は2位での通過が決定。29日の決勝トーナメント1回戦は、E組の1位とアウェーで戦うことが決定した。

 昨年名古屋は水原三星(韓国)にアウェーで0-2で敗れ、決勝トーナメント1回戦で敗退してしまった。玉田も後半20分までプレーしたが、得点を挙げることは出来なかった。日本勢初のリーグとの2冠を目指す今季の名古屋。昨年と同じ轍は踏みたくない。


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