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横浜FCはカズのメモリアル弾などで5発大勝、4連勝!!

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[5.27 J2第16節 鳥取2-5横浜FC とりスタ]

 横浜FCは27日、敵地でガイナーレ鳥取と対戦し、5-2で圧勝した。4-2で迎えた後半35分にはFW三浦知良が5点目。自身の持つJ史上最年長得点記録を45歳3か月1日に塗り替えた。チームは4連勝を飾ると、5月の5連戦を4勝1敗と大きく勝ち越した。

 試合は前半4分、右サイドを押し込まれるとFW住田貴彦にゴールを決められ、1点を追う展開となる。それでも前半26分、PA右でFW大久保哲哉が粘ると、パスを受けたMF野崎陽介がシュート。GKが弾いたボールをMF武岡優斗が押し込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 するとここからは横浜FCが怒涛の反撃。前半39分には大久保のシュートをGKが弾くと、こぼれを拾ったFW田原豊がシュート。2-1と逆転に成功。第1子となる女の子が生まれたばかりの田原は"ゆりかごダンス"でゴールを喜んだ。さらに前半終了間際の同44分、野崎の左クロスに飛び込んだ大久保がファーサイドからヘディングシュート。3-1と2点差に広げ、前半を折り返した。

 後半に入っても横浜FCの勢いは止まらない。後半4分にはPA右から切れ込んだ武岡がワンツーから右足シュートを流し込み、4-1。自身2点目を決めると試合を決定づけた。後半24分にはまたも住田にシュートを決められ、4-2に詰め寄られるが、最後に試合を決めたのは"キング"の一撃だった。

 後半31分からピッチへ送られたFW三浦知良。出場からわずか4分後の後半35分だった。途中出場のMF佐藤謙介の縦パスにPA右へ抜け出すと、DFと競り合いながらも、落ち着いてボールを足元へつける。冷静にコースを狙うと、GK小針清允の股間を抜くシュートを右足で流し込んだ。45歳3か月1日での得点はJ史上最年長得点記録。自身通算155得点目をメモリアルゴールで飾った。そのまま逃げ切った横浜FCが5-2の大勝。

 試合後、横浜FCの山口素弘監督は「一つ一つを積み重ねて、反省することは反省しようとやってきた結果だと思う」と4連勝を喜んだ。

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