beacon

前節ハットの小川が決勝点、神戸が新潟下して連勝

このエントリーをはてなブックマークに追加
[6.23 J1第15節 神戸1-0新潟 ホームズ]

 ヴィッセル神戸はホームでアルビレックス新潟と対戦し、1-0で勝利した。後半13分にMF森岡亮太のロングシュートがMF小川慶治朗に当たるとコースが変化。これが決勝点となり、連勝を果たした。一方、柳下正明新監督の初陣となった前節の清水戦で5戦ぶりの勝利を手にした新潟だったが、公式戦3戦ぶりの黒星で16位から17位へ後退した。

 試合後、神戸の西野朗監督は連勝にも表情は緩めず。「高い要求をしているつもりはないが、パス交換でのミスだったり、やっと奪ったボールを失くすのが多い。もっともっと改善させていきたい」とキッパリ話した。

 決勝点が生まれたのは0-0で迎えた後半13分だった。自陣内深い位置でボールを奪取。センターライン付近で受けたMF野沢拓也が前方の森岡へパス。森岡の放ったミドルシュートは左サイドから斜めに走り込んできた小川に当たるとコースが変化。ゴールネットを揺らした。これが決勝点。公式記録上は小川の得点となり、前節の磐田戦(3-1)でのハットトリックに続くゴールとなった。

 この日の試合、前半は静かな展開だったが0-0で迎えた後半から動く。後半開始と同時に神戸は吉田に代わり、森岡を投入。対する新潟は田中亜土夢に代えて、MFアラン・ミネイロをピッチへ送った。神戸は野沢が積極的にシュートを狙うが枠を外れる。サイド攻撃からFW大久保嘉人らが飛び込むも、ゴールネットは揺らせない。

 対する新潟はMF三門雄大がミドルシュートを放つもポスト右へ逸れていった。ミネイロやFWブルーノ・ロペスが果敢に仕掛けるがゴール前での精度を欠く。1点を追う後半終盤に途中出場のFW平井将生が放ったシュートはクロスバーを叩くなど、ゴールは遠い。試合は神戸がリードを守ったまま、1-0で終了した。

 新潟の柳下監督は「もっとアタッキングサードに入るところのケアをしたい。3つ、4つと攻め込められれば、もっともっと相手を押し込める」とコメントしていた。

TOP