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ラファエル2発&李浩初ゴール、大宮が3発快勝

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[10.11 天皇杯3回戦 大宮3-0大分 熊谷]

 大宮アルディージャがFWラファエルの2得点とMF李浩の移籍後初ゴールで大分トリニータに3-0で快勝した。

 前半25分、DF鈴木規郎が左サイドを駆け上がり、ゴール前に折り返すと、こぼれ球をラファエルが蹴り込み、先制点。直後の同29分にはCKのこぼれ球を拾った李浩が落ち着いてゴールに流し込み、2-0とリードを広げた。

 後半15分には大分のDF益山司が2枚目の警告を受け、退場。2点リードの上、数的優位に立った大宮は完全に試合の主導権を握った。

 後半24分には大宮ユース所属で2種登録のMF宮崎泰右を投入。公式戦デビューとなった18歳はMF藤本主税に代わって中盤の左サイドに入り、堂々たるプレーを披露した。後半39分にはCKからラフェエルがダメ押しの3点目。3-0の快勝で、4回戦進出を決めた。

 クラブによると、公式戦初ゴールの李浩は「たまたま自分の目の前にボールが来て、ゴールが見えたので、いつも通り、練習通りボールを蹴っただけ。初ゴールよりも、チームが勝ったことが何よりうれしい」とコメント。待望のプロデビューを果たした宮崎は「すごく楽しかったというのが一番の気持ち。プロとユースでは、やはりスピードが違うことを実感した。次また試合に出られたときには、今日の経験を生かして、自分のストロングポイントである突破やスピードをしっかり出していきたい」と貪欲に話していた。

(文 西山紘平)

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