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千葉が15分間で3得点!!2点ビハインドからの逆転劇で大分下す

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[5.29 J2第14節 千葉3-2大分 フクアリ]

 首位ジェフユナイテッド千葉大分トリニータに3-2の逆転勝利を収めた。前半で2点を先取されたが、後半に3ゴールを決めて、しっかりと勝ち点3を手に入れ、首位の座をキープした。

 2点のビハインドで迎えた後半23分、左CKをニアサイドのMFファン・ゲッセルが頭で後ろへ流すと最後はDF竹内彬が右足で押し込んだ。竹内の3戦連続となるゴールで、まずは1点を返した。さらに同28分、右CKからGKが弾いたボールを最後はPA外正面のFW深井正樹が拾って、左足を一閃。ミドルシュートを突き刺して2-2の同点に追いついた。そして同37分、深井の左クロスに合わせたのは、またも竹内だった。右足で押し込み、逆転弾を決めてみせた。

 試合後のヒーローインタビューで竹内は「勝ち点3取れてよかった。これから点が取れるDFになっていきたいと思います!」と力強く意気込んだ。開幕直後から、注目は204cmの高さを誇るFWオーロイに集まりがちだったが、ここ3試合ではオーロイをおとりに竹内が連続得点を決めている。この日のゴールで竹内と深井は今季通算4得点となり、得点ランク2位に浮上した。千葉はオーロイだけではないというのを結果で示している。

 一方、2点を先取した大分だったが、後半のわずか15分間で3失点。逆転負けを喫してしまった。前半9分、右サイドからFW前田俊介が自らコースを探しながらドリブル突破。左足で放ったシュートはゴールネットを揺らし、先制に成功した。同42分にはMFチェ・ジョンハンのシュートはGKに弾かれるが、こぼれにFW森島康仁が詰めて、2点差に広げた。しかし、後半に一気に3失点。ここ2試合は1勝1分と負けがなかったため、3試合ぶりの黒星を喫した。

(文 片岡涼)

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