beacon

[PSM]新潟は無得点も矢野、平井、ロペスの新3トップが可能性見せる

このエントリーをはてなブックマークに追加
[2.26 プレシーズンマッチ 清水0-0新潟 アウスタ]

 アルビレックス新潟は26日、清水とプレシーズンマッチを戦い、0-0で引き分けた。フライブルク(ドイツ)から1年半ぶりに復帰したFW矢野貴章、G大阪から加入のFW平井将生、FWブルーノ・ロペスの新3トップで挑んだ新潟だったが、不発に終わった。

 19日に行われた神戸とのプレシーズンマッチ(3-0)は手続き上の問題で欠場した矢野に加え、平井、MF小谷野顕治、MF金永根、DF大井健太郎、DF金珍洙の新戦力6人が先発出場した新潟。前半最大のチャンスは前半26分に訪れた。左CKをニアサイドでブルーノ・ロペスがそらし、ボールは中央で待つ平井の下に。平井は反転しながら左足を振り抜いたが、GK林彰洋のセーブに阻まれた。

「チャンスは必ず来る」とハーフタイムに黒崎久志監督が言ったとおり、後半に入っても決定機をつくる。後半27分には平井に代えてMF藤田征也を投入し、システムを4-4-2に変更すると、同32分に矢野が左サイドから中央に切り込んで右足ミドル。しかし、きれいな弧を描き、ゴールに向かったボールは惜しくも右ポストに嫌われた。後半ロスタイムにもカウンターから藤田がドリブルで右サイドの深い位置まで進入し、クロスを入れたが、飛び込んだブルーノ・ロペスにはわずかに合わず、左に流れてしまった。

 昨季までチームのキーマンだったMFチョ・ヨンチョルが大宮に移籍し、攻撃の再編を迫られた新潟。この日は練習中に左ふくらはぎを痛めたMFミシェウも大事を取って欠場し、最後までゴールを奪えず、スコアレスドローに終わったが、新3トップが可能性を感じさせたのも確かだ。


▼関連リンク
J1・J2全40クラブ練習試合&PSM日程・結果

TOP