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ザックジャパンで国際Aマッチデビューの乾「前を向けなかった」

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[2.29 W杯アジア3次予選 日本0-1ウズベキスタン 豊田ス]

 1点を追う後半14分。ザッケローニ監督に指名されたのはFW乾貴士(ボーフム)だった。昨年3月のチャリティーマッチ以来の代表復帰で、ザックジャパンでは国際Aマッチ初出場。「負けていたので、まずは1点取ってやろうというつもりで入った」と、左サイドハーフに入り、C大阪時代チームメイトであるMF香川真司とのパス交換でゴールを狙った。

 後半27分にはDF長友佑都のボール奪取から一気に前線へ駆け上がるなど、人数をかけた攻撃の中でシュートを狙える場面もあったが、約30分間のプレータイムでシュートを1本も打てずに終わったことは悔いが残る。

「(DFの)間でパスを受けようというイメージだったけど、前を向けなかった。(香川)真司とはやりやすかったのだが」と、ほろ苦い表情。交代カードの1枚目として投入されながら結果を出せなかったことに無念さをのぞかせていた。

(取材・文 矢内由美子)

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