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水戸は富山に完封勝利、2戦連発の小澤「また決めちゃいました!!」

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[3.11 J2第2節 水戸1-0富山 Ksスタ]

 水戸ホーリーホックがMF小澤司の2戦連続ゴールでカターレ富山に1-0で勝利した。開幕戦・横浜FC戦(2-1)に続く連勝を飾った。一方の富山はパワープレーで見せ場をつくるもゴールは遠く。2戦勝ちなし(1分1敗)となってしまった。

 試合後、決勝点を決めた小澤は「また決めちゃいました!」と満面の笑顔をみせると、「まさかこぼれてくるとは……とにかく良かった!運が良いです」と得点シーンを振り返った。

ゴールが生まれたのは前半26分だった。左クロスをファーサイドのFW鈴木隆行がヘディングシュート。これをGK飯田健巳がファンブルし、ボールがこぼれた。ここに詰めていたのが小澤だった。素早く飛び出すとジャンプしながら右足で押し込んだ。このシュートがゴールネットを揺らし、水戸が先制。そのまま逃げ切ると、勝ち点3を手に入れた。

 この日の水戸は前半は足元でつないでいくサッカーを展開。MF橋本晃司や小澤が連動した動きをみせ、敵陣へ切れ込んでいった。得点シーンに限らず、小澤は豊富な運動量でボールのある場所へ顔を出し、チャンスを演出してみせた。後半に入ると、逆に前がかりになってきた相手の隙をつき、スペースを狙った攻撃をみせた。MF島田祐輝がサイドから仕掛けて、好機をつくった。後半には島田のクロスに小澤が飛び込むも追加点にはならず。それでも前半26分のゴールを守り切った水戸が完封勝利を達成した。

 開幕連勝を果たした水戸の柱谷哲二監督は「いい準備をして次節へ臨みたい。次もしっかりと勝ちたいと思う」とキッパリ。開幕3連勝を誓っていた。

 一方の富山は1点が遠かった。後半からはFW苔口卓也やFW平野甲斐を投入。前線へ枚数をかけてゴールをめざしたが、なかなかシュートまで持ち込めず。パワープレーで見せ場をつくったが得点にはつながらなかった。シュート数では水戸の9本に迫る8本を放ったが、ゴール前での精度が足りずに零封負けを喫した。

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