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北九州が甲府に競り勝ち、3連勝!!竹内のJ初ゴールが決勝点

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[4.1 J2第6節 甲府1-2北九州 中銀スタ]
 
 連勝中の11位ギラヴァンツ北九州が4勝1分で2位のヴァンフォーレ甲府に敵地で2-1で勝利した。1-1で迎えた後半41分に途中出場のFW竹内涼が決勝点。今季清水から期限付き移籍で加入した竹内のJ初ゴールで3連勝に成功した。一方の甲府は2戦ぶりとなる今季2敗目を喫した。

 立ち上がりから甲府が押し込んだ。前半5分、ドリブルで仕掛けたFWダヴィが倒され、FKを獲得。DF山本英臣が蹴りこんだボールは枠を捉えたがGK佐藤優也に止められた。同19分には浮き球パスからダヴィがPA右へ抜け出る。鮮やかにDFをかわすと左足シュート。これはサイドネットへ外れた。チャンスをつくるも1点が遠い。

 対する北九州は前半44分にようやくチャンスを迎える。左CKに飛び込んだDF登尾顕徳がヘディングシュート。これは枠を外れた。この日の前半39分に通算4枚目の警告をもらった登尾は、次節が出場停止。今試合で結果を残そうと、その後も果敢に攻撃参加した。0-0で前半を折り返す。

 そして迎えた後半20分、MF木村祐志の左CKからゴール正面の登尾がヘディングシュート。一度はDF石原克哉にクリアされたが、自らGKを前に左足でシュートを流し込み、1-0と先制に成功した。登尾の意地のゴールで北九州が先制する。

 しかし甲府も負けじと攻勢を強める。後半30分にはMF柏好文に代えて、FW永里源気をピッチへ送った。すると後半33分、獲得したFKを山本が蹴りこむ。ゴール正面からワンステップで蹴りこんだボールはゴール左隅へ吸い込まれ、甲府が1-1と試合を振り出しに戻した。

 そんな試合を決めたのは後半開始と同時に途中出場していたFW竹内涼だった。今季清水から期限付き移籍してきたFWがチームを勝利に導いた。後半41分、左サイドから中央へ自らドリブルで切れ込み、強烈な右足シュート。ボールはGKの指先をすり抜け、ゴール左へ突き刺さった。北九州が2-1と2度目のリードに成功した。これが決勝点となり、北九州が勝利。3連勝を飾ってみせた。

 試合後、決勝点を決めた竹内は「本当にチームに貢献できるゴールを決めることができたのがうれしい」と笑顔。「みんなで取った1点だったと思います」と話していた。

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