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大分先制も福岡が城後弾で追いつきドロー

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[5.3 J2第12節 福岡1-1大分 レベスタ]

 アビスパ福岡はホームで大分トリニータと対戦し、1-1で引き分けた。先制するも追いつかれての勝ち点1。2戦連続ドローで3戦勝ちなし(2分1敗)となってしまった。対する大分は勝利することはできなかったものの、5戦負けなし(2敗3分)と黒星からは遠ざかっている。

 序盤から一進一退の攻防が続く。前半23分には福岡がチャンスメイク。鮮やかなショートパスをつなぐとシュートまで持ち込んだ。MF末吉隼也、FW西田剛、MF成岡翔とつなぐと、成岡が前線へスルーパス。抜け出したFW坂田大輔のミドルシュートはクロスバー上へ大きく外れた。

 対する大分は前半36分、くさびをうけたFW森島康仁が体勢を崩しながらも強引にゴール正面からミドルシュートを狙う。DFと交錯し、左足を痛めながらの一撃は枠を捉えるがGKに止められた。0-0のまま時間は進んだ。

 しかし、このまま後半に突入するかと思われた前半38分だった。大分がセットプレーから先制に成功した。MF石神直哉の右CKをファーサイドのDF畑本時央がクリア。これに詰めていたDF阪田章裕がゴール正面から頭で押し込んだ。大分が0-1と先制に成功した。

 それでもすかさず福岡が追いつく。前半43分、DF和田拓三の右クロスを坂田が頭で落とし、最後はFW城後寿が右足シュートを叩き込む。1-1と試合を振り出しに戻し、前半を折り返した。

 後半に入り、互いにチャンスを迎えるも決めきれない場面が続く。福岡は城後がサイドから攻め込み、幾度も起点となるが最後のところでのシュート精度を欠き、追加点は生まれない。後半39分には城後の右クロスに走り込んだMF木原正和がシュートを放つもサイドネット。同44分にはFW高橋泰の横パスを受けた木原がミドルシュートを狙うがクロスバーを叩いた。終盤には押し込まれた大分だったが、なんとか耐えきり試合は終了。1-1で勝ち点1を分け合った。

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