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確かな手ごたえ、栃木がクラブ新の5連勝達成

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[7.22 J2第25節 富山1-2栃木 富山]

 クラブ新記録の5連勝達成だ。 連勝中の好調栃木SCは敵地に乗り込みカターレ富山と対戦。後半15分にMF小野寺達也のヘディング弾で先制した栃木は同38分にも相手のミスを突いてFW廣瀬浩二が追加点を奪い突き放す。終了間際にこそ5試合ぶりの失点を喫して1点を返されたが、2-1で試合を制して、Jリーグ参戦4年目にして初の5連勝を飾った。

 こう着した展開が続いた試合だったが、後半に試合が動いた。栃木は左サイドでボールを受けたMF菅和範がゴール前にクロスボールを入れる。すると走りこんだ小野寺がドンピシャヘッドで飛び込みゴールネットを揺らした。

 終盤ピンチを迎えた栃木だったが後半38分、相手DFのミスを突いてボールを拾った廣瀬がゴール前まで持ち上がる。飛び出したGKをドリブルでかわすと無人のゴールに流し込み、ゲームを決定付けた。

 同42分にはFW平野甲斐に1点を返され、5試合ぶりの失点を喫した栃木だったが、2-1で逃げ切り、クラブの連勝記録を更新した。しかし混戦のJ2にあって順位は8位のままとなった。

「とにかく勝ち続けないことには6位以内(J1昇格PO圏内)、そして2位以内という昇格の目標は達成できない。毎回トーナメントのつもりで戦いたい」

 試合後、淡々とインタビューに答えた松田浩監督だが、確かな手ごたえとともに一戦必勝を誓っていた。

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