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資金面で負けていても…浦和指揮官「勇気を持って戦う」

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 2013年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)が26日、開幕する。4チームが出場する日本勢はグループリーグ第1節1日目が行われる26日、昨季のJ1で2位に入り、初のACL出場を決めたベガルタ仙台がホームでブリーラム・ユナイテッド(タイ)と、08年以来5年ぶりにACLに出場する浦和レッズがアウェーで広州恒大(中国)とそれぞれ対戦する。

 アジア王座奪還を目指す浦和は初戦から難敵との対戦となった。元イタリア代表監督のマルチェロ・リッピ氏が率いる広州は、中国CSL2連覇中。浦和によると公式記者会見に出席したペトロヴィッチ監督も「リッピ監督は非常に偉大な監督です。ワールドカップでも優勝した監督で、世界のトップクラブを率いた方で、大きなリスペクトを持っています。監督だけではなく、相手には豊富な資金で質の高い選手たちがいて、そのチームに対する敬意も持っています」と相手の実力を認める。ただ、「資金面だけの戦いということでは、我々は負けているわけですが、サッカーの戦いというのは違いますし、我々は勇気を持って戦っていきたいと考えています」と力を込めた。

 またMF阿部勇樹も「(広州恒大には)もちろん有名な選手がいて、Jリーグのチームも対戦しているのでそういうことは分かっていますが、サッカーは11人プラスチームメート全員で戦うものなので、明日は浦和レッズというチームをしっかりと見せていきたいと考えています。僕らはどんな相手に対しても、監督が言ったように恐れずに戦っていくだけだと考えています」と意気込む。浦和にとっては今季公式戦初戦。アウェーでの一戦を制して好スタートを切る。

[写真]公式会見で笑顔の浦和・ペトロヴィッチ監督

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