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甲府はACL初黒星…浙江に2失点敗戦、GL1勝1敗1分で後半戦へ

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甲府がACL初黒星

[10.25 ACLグループH第3節 浙江FC 2-0 甲府 浙江]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は25日、グループリーグ第3節を各地で行った。J2リーグから参戦のヴァンフォーレ甲府浙江FC(中国)と対戦し、0-2で敗戦。前半9分、後半14分と失点を喫し、ACL初黒星となった。11月8日の第4節ではホームの国立競技場の浙江を迎える。

 ACL初出場の甲府の奮闘が続く。敵地での第1節はメルボルン・シティ(オーストラリア)にスコアレスドロー、そして第2節は国立競技場でブリーラム・ユナイテッドから歴史的初勝利を挙げた。第3節は再び敵地に赴き、浙江と対戦。20日のJ2第39節・V・ファーレン長崎から先発8人を入れ替えた。

 序盤から守勢に回る甲府は、前半9分にACL初失点を喫する。左CKをDFルーカス・ポッシニョロに決め切られた。その後も相手の攻撃を浴び続けるも、2失点目は許さない。すると同34分にはFWピーター・ウタカが相手の守備ラインを抜け出し、相手GKと1対1。しかし、ウタカの右足シュートは阻まれ、同点に追いつくことはできなかった。

 前半を0-1で折り返した甲府は、ハーフタイムに交代カードを切る。MF飯島陸を下げ、FWクリスティアーノを投入した。盛り返したいところだが、後半開始早々にアクシデント。後半2分にMF品田愛斗が相手選手と交錯してピッチに倒れ込む。そのままピッチを下がり、DF山本英臣が代わって出場した。

 そして、甲府は2失点目を食らう。後半14分、斜めのパスで最終ラインを突破されると、FWニャシャ・ムシェクウィにPA右からシュートを決められる。0-2と点差を広げられた。

 甲府も反撃を繰り返し、後半36分にはDF関口正大がPA手前から右足シュートを放つ。しかし、鋭い弾道はゴール左ポストに直撃。一矢報いることはできない。そのまま90分が経過し、0-2で試合終了。甲府は1勝1敗1分でグループリーグを折り返した。

●ACL2023-24特設ページ
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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