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吉田のミスで先制点を与えたサウサンプトン、降格圏のウィガンと分ける

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 プレミア・リーグは2日、第25節を行い、日本代表FW宮市亮の所属するウィガンと、日本代表DF吉田麻也、FW李忠成の所属するウィガンが対戦した。前半に吉田のミスから失点を喫したサウサンプトンだが、後半19分、同40分に得点を挙げて2-1で逆転する。このまま逃げ切りたいところだったが、試合終了間際の45分にFWショーン・マロニーにゴールを許し、同点に追いつかれた。このまま試合は2-2で終了。両チーム勝ち点1を分け合った。右足首を負傷している宮市は、この試合もベンチ外。サウサンプトンの吉田はフル出場、李はベンチ入りしたが出場機会はなかった。

 勝ち点差3で16位にいるサウサンプトンと、降格圏の18位にいるウィガン。序盤から攻勢に出たのは、ホームのウィガンだった。左サイドからサウサンプトンを攻め立て、チャンスをつくる。前半25分、MFジャン・ボセジュールがCKを入れる。これをクリアーできると判断した吉田が、マークを外してボールに向かう。しかし、目測を誤ってしまいボールに触れず。フリーになっていたDFギャリー・コールドウェルがヘッドで先制点を決め、ウィガンが1-0とリードした。その後、サウサンプトンもチャンスをつくったが、決めきれずに前半を折り返す。

 後半開始と同時に、サウサンプトンはMFスティーブン・デービスを起用し、反撃に出る。14分にはFWリッキー・ランバードがPA内で守備網を突破してラストパスをゴール前に送るが、このボールをゴールに押し込むことはできない。それでも同19分、MFジャック・コークのクロスをFWジェイ・ロドリゲスがヘッドで流すと、ゴール前に詰めたランバートが流し込み、1-1の同点に追いついた。

 さらに後半26分にも、セットプレーの流れから途中出場したMFアダム・ララーナがシュートを放ったが、左ポストに嫌われる。その後も攻めるサウサンプトンは同40分、自陣からのロングカウンターから2点目を挙げる。左サイドをロドリゲスが突破すると、MFモーガン・シュナイデルランが、逆転ゴールを流し込んだ。

 残留に向けて、これ以上勝ち点差を話されたくないウィガンも、後半45分に再びCKから最後はマロニーが同点ゴールを決める。結局、このまま試合は終了。勝ち点1ずつを分け合った両チーム、勝ち点差は変わらず、3のままとなっている。

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