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酒井高先発復帰&岡崎途中出場も泥沼4連敗、大前は出番なし

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 ブンデスリーガは2日、第20節2日目を行い、FW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属するシュツットガルトは敵地でFW大前元紀の所属するデュッセルドルフと対戦し、1-3で敗れた。3試合の出場停止処分が明けた酒井が右SBで4試合ぶりに先発復帰。岡崎は後半26分から途中出場したが、大前はベンチ入りも出番がなく、日本人対決は実現しなかった。

 昨年12月8日のシャルケ戦で退場処分を受け、3試合の出場停止処分を受けていた酒井。シャルケ戦以来、4試合ぶりの先発復帰を果たしたが、前半8分、自陣での横パスを奪われ、決定的なピンチを招いた。MFテシェのシュートはポストに救われたが、同10分にセットプレーのこぼれ球を押し込まれたシュツットガルトは先制点を許してしまう。

 立ち上がりは試合勘の不安ものぞかせた酒井だが、徐々に落ち着きを取り戻し、安定感のあるディフェンスを見せた。しかし、チームは前半37分、ミスから速攻を浴び、2失点目。同39分には判定に対する異議で酒井が警告を受ける場面もあった。

 2点ビハインドで前半を折り返したシュツットガルトは後半開始から2人を交代。MFトラオレ、今冬にマンチェスター・ユナイテッドからレンタルで加入したFWフェデリコ・マケダを投入した。すると後半15分、サイドチェンジを受けたトラオレが左サイドを突破。クロスボールを逆サイドのMFゲントナーが右足ダイレクトボレーで合わせ、1点を返した。

 シュツットガルトは後半26分、最後の交代カードを使って岡崎を投入。同29分には左クロスにダイビングヘッドで飛び込むなど果敢にゴールを狙った。しかし、同30分、またしても自陣でのパスミスからボールを失い、最後はMFフィンクに豪快なミドルシュートを決められ、1-3。押し気味に進めていた時間帯で痛恨の3失点目を喫した。

 後半42分には左クロスから逆サイドの岡崎がヘディングで合わせたが、DFが体を張ってブロック。シュツットガルトはそのまま1-3で敗れ、泥沼の4連敗となった。一方、大前は加入後3戦目で初めて出場機会がなかったが、デュッセルドルフは連敗を2でストップ。3試合ぶりの白星を手にしている。


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