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アーセナル移籍に前向きなバイエルンのブラジル代表L・グスタボ

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 バイエルンのブラジル代表MFルイス・グスタボがアーセナルへの移籍に前向きな姿勢を示している。スイス代表との国際親善試合のためバーゼル入りしたグスタボは英紙ガーディアンの取材に応じ、以下のようにコメントしている。

「バイエルンとの契約は2015年まで残っている。でも、ブラジル代表に残り続けるためには、クラブでコンスタントに出場することが重要なんだ。バイエルンでは非常にデリケートな状況にある。個人的な理由、プロフェッショナルな理由で、移籍する必要があると思っている」

 6月のコンフェデレーションズ杯ではダブルボランチの一角としてレギュラーを務め、ブラジルの3連覇に貢献した。しかし、バイエルンではMFバスティアン・シュバインシュタイガー、MFハビ・マルティネスの控えに甘んじ、昨季は22試合の出場(うち先発は16試合)にとどまった。グアルディオラ監督が就任した今季も状況は変わらないどころか、9日のボルシアMGとの開幕戦はベンチ外。事実上の“構想外”となっている。

「アーセナルが興味を持ってくれていることは聞いているよ。ビッグクラブだね。もちろん、アーセナルでプレーできれば光栄だ。アーセナルはとても魅了的なサッカーをしている。アーセン・ベンゲルという素晴らしい監督もいる」

 ブラジル代表のルイス・フェリペ・スコラーリ監督はグスタボがバイエルンで控えという状況に満足していない。このままの状態が続けば、セレソンのレギュラーの座は安泰とは言えない。「過去の実績でブラジル代表のポジションを勝ち取れる選手なんていないんだ。僕はチームで自分のコンディションが整っていることをプレーで示さなければいけない。特に僕らはW杯まで親善試合しかないんだから、なおさらだ」。2014年に自国で開催されるW杯。クラブでの出場機会を求めるグスタボのプレミアリーグ移籍が現実味を帯びてきた。


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