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山形が9戦負けなしで8位浮上、福岡は今季初の4連敗

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[9.22 J2第34節 山形2-1福岡 NDスタ]

 J1昇格プレーオフ出場を目指す10位モンテディオ山形と13位アビスパ福岡の対戦は、2-1で山形が競り勝った。2試合ぶりの白星を挙げた山形は9試合負けなし(4勝5分)とし、8位に浮上。一方の福岡は今季初の4連敗で暫定14位に後退した。

 試合開始早々の前半2分に山形が先制した。DF中村太亮のロングフィードに反応したMF秋葉勝がPA内でDFパク・ゴンに倒され、PKを獲得。これをFW中島裕希が冷静にゴール右に流し込んだ。さらに同22分、中島の縦パスに抜け出したFW萬代宏樹のシュートはGK神山竜一に弾かれたが、こぼれ球をMF山崎雅人が右足で押し込み、2-0とリードを広げた。

 前半わずかシュート1本に終わった福岡だが、その1本で1点を返した。前半36分、MF岡田隆のパスを右サイドで受けたFW城後寿が中央にクロス。ニアサイドに飛び込んだMF金森健志が右足で合わせ、1-2と1点差に詰め寄り、前半を折り返した。

 後半は福岡が怒涛の反撃を見せる。後半6分、城後の右クロスからMF金久保順が右足でシュート。GK常澤聡が弾いたこぼれ球に金森が詰めたが、決め切ることができなかった。後半アディショナルタイムには左CKからFW坂田大輔がヘディングシュートを放つが、クロスバーを直撃。最後まで同点ゴールが遠く、4連敗となった。

 2-1で逃げ切った山形の山崎は「みんなが最後まで集中して戦った結果だと思うし、勝てて良かった」と安堵の表情。昇格プレーオフ圏内となる6位以内を目指し、「勝ち点3が必要な状態だと思うし、これからも大事な試合が続くので、たくさんの応援をお願いします」と、サポーターの後押しを呼びかけた。


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