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降格の瞬間をベンチで迎えた磐田FW前田「残念です」

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[11.10 J1第31節 鳥栖1-0磐田 ベアスタ]

 降格決定の瞬間を、まさかのベンチで迎えた。1994年にJリーグに昇格したジュビロ磐田は10日に行われたサガン鳥栖に0-1で敗れて、史上初のJ2降格が決まってしまった。

 今季チームで最多9ゴールを挙げているFW前田遼一は、この試合にスタメン出場した。しかし、前半に1点を先行されると、関塚隆監督は「勝ちに行くために、すべてを賭けて戦っていこうと」した後半の途中で、エースに交代を命じる。その直前には、中盤でボールを受けた前田がドリブルで突っかけてボールを失うなど、精彩を欠くプレーもあり、指揮官の決断はわからないものではなかった。それでもエースの交代については、「あそこで前田さんを下げないといけないのが、今季の磐田の問題」と語る選手もいたように、意見が割れるところだろう。

 試合後のミックスゾーンで前田は「残念です」とコメントし、降格という結果になった原因については「結局は、力がなかったからだと思います」と、一言だけ答えた。

 来夏には、ブラジルW杯も開催される。現在32歳の前田にとっても、ラストチャンスになる公算が高い。ザック・ジャパンの常連でもあった前田が、来シーズンも磐田で戦うのか、それともJ2でのプレーを避けるために移籍を選択するかは気になるところだが、「今は、まだ何もわからないです。とりあえず『W杯』なんて、今の僕が口にできる言葉じゃないと思います」と、唇を噛んだ。

(取材・文 河合拓)
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