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熊本FW北嶋が涙の引退セレモニー「17年間、僕は魂を削り続けてきた」

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[11.17 J2第41節 熊本0-1横浜FC うまスタ]

 横浜FCが敵地でロアッソ熊本を1-0で下した。勝ち点3を獲得した横浜FCは今季3度目の2連勝となり、順位を13位から1つ上げた。一方の熊本は、3試合勝利なしとなった。

 試合は後半アディショナルタイムに動いた。横浜FCがFWパトリックの落としをFW小野瀬康介が左足ミドルシュートをゴールネットに突き刺し、土壇場で勝利を掴み取った。山口素弘監督は、「ああいった形でゴールにつなげられたのは、非常にチーム全体として粘り強い戦いができたからかな」と決勝ゴールを喜んだ。

 試合後には、熊本が今季ホーム最終節ということでFW北嶋秀朗の現役引退セレモニーが行われた。北嶋は「17年間、僕は魂を削り続けて生きてきた。怪我が多く、毎日がいっぱいいっぱいでした。だから、たくさんの人に支えられていることを感じることができ、応援してもらえていることを感じることができました」とスピーチ。

 また、2012年6月からプレーした熊本について、「この熊本の地でユニフォームを脱ぐことができることを、そんな自分のことを気に入ってます。熊本に来て本当に良かったです。みなさん本当にありがとうございました」。時折、涙で言葉を詰まらせる場面もあったが、サポーターへ感謝の言葉を送った。


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