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熊本が福岡との九州ダービー制し小野新監督の初陣飾る

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[3.2 J2第1節 熊本2-1福岡 うまスタ]

 ロアッソ熊本はホームにアビスパ福岡を迎え、今季初の九州ダービーに2-1で競り勝った。小野剛新監督の初陣となったホームでの開幕戦を制し、白星発進した。

 昨季、クラブワーストの19位に終わった熊本は小野新監督を迎え、東京Vから加入した熊本出身の元日本代表FW巻誠一郎が1トップで先発。前半33分、ゴール正面でFKを獲得すると、相手の壁ができる前にMF中山雄登が素早く左に流し、DF片山奨典が左足を一閃。ブレ球のキックにGK神山竜一は逆を突かれ、ゴールネットに突き刺さった。

 片山のスーパーゴールで先制した熊本は後半7分、相手CKのこぼれ球を拾ったMF仲間隼斗が自陣からカウンターを開始。一気にドリブルで駆け上がり、後方からの上がりを待って右サイドのDF園田拓也にパスを送った。園田はGKの位置を確認し、ダイレクトでループシュート。鮮やかにGKの頭上を越え、2-0とリードを広げた。

 2点を追う福岡もすぐに反撃に出る。後半12分にはG大阪から加入したFW平井将生の折り返しをFW坂田大輔が左足でゴールに押し込み、1-2。1点差に詰め寄り、さらに攻勢を強めたが、同点に追いつくことはできず、開幕戦を落とした。

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