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[CL]マンU戦で有利と見られるペップ 「真実はキックオフの笛が鳴ってから分かる」

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リーグ優勝を決めたことによる気の緩みはなし

 バイエルン・ミュンヘンは1日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。ペップ・グアルディオラ監督は、王者バイエルンが有利と見られるのはやむを得ないとしつつ、ユナイテッドはクオリティーのあるチームだと語った。

 デイビッド・モイーズ監督が就任した今季、不振に苦しんでいるユナイテッドに対し、ブンデスリーガで史上最速優勝を果たすなど、グアルディオラ監督が就任した今季も快調のバイエルン。下馬評でバイエルン有利と見られるのは当然だ。だが、グアルディオラ監督は前日会見で次のように話している。ドイツ『AZ』が伝えた。

「試合前に有力視されるのは誰も好まない。だが、私はそれを受け入れなければいけないね。バイエルンは昨季、すべてのタイトルを勝ち取り、今シーズンも7試合を残してリーグ優勝を決めた。だから、ほかのチームが有力とは言えないんだ」

「でも、それは重要ではないと思う。(ウェイン・)ルーニー、(リオ・)ファーディナンド、(ネマニャ・)ビディッチ、(ライアン・)ギグス、(ダニー・)ウェルベック、ハビエル・エルナンデスを見れば、彼らにどれほどのクオリティーがあるか分かる。彼らが2勝することもあり得るんだ。真実はキックオフの笛が鳴ってから分かるだろう。自分たちがどのレベルにいるかを見せなければいけない」

 すでにリーグのタイトルを獲得したことで、気の緩みを懸念することはないだろうか。

「優勝するために、我々は一生懸命働き、たくさん走った。昨シーズンがあって、それは簡単なことではなかったよ。頭もハートも準備しなければいけないんだ。(引き分けたリーグ前節)ホッフェンハイム戦みたいなプレーでは、敗退するのは確かろう。でも、選手たちもそれを分かっている」

 バイエルンはMFチアゴが負傷離脱した。グアルディオラ監督は同選手のケガについて、このように述べている。

「彼の持ち味は、自分が世界一のプレーヤーだと思っていることだ。途中出場でも差を生み出せる選手なんだよ。彼の欠場は我々にとって問題だ。でも、嘆いても仕方がない。ほかの選手たちを信じているからね」

「バスティアン・シュバインシュタイガーは、CLだけではなく、全体的に豊富な経験を持っている。しかし、チームとして戦わなければ、何も達成できない。一人の選手の話ではなく、『我々』なんだ」

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